■術前
これは、左下の親知らずの腫れと痛みで来院されたケースです。 冠の後ろが腫れている事が分かります。
レントゲンでは、親知らずが真横に寝ている状態となっています。
■抜歯の前に
安全性の確認のために皮内テストを行います。 当院で使用している、皮内テスト用アンプルと筋注用の抗生物質です。
皮内テストは15分間後に判定します。 生食は生理食塩水です。この薬が合わないと皮内テストのフルマリンの周囲が赤くなります。 この様に抗生物質を点滴や筋肉注射する時は、その安全性を確認してから使用してます。
皮内テストで( ― )であることを確認後、筋肉注射しています。
■抜歯手術
腫れている周囲に麻酔薬を注射し、メスで膿を出します。 この様に腫れている所の親知らずは、腫れが引いてから、 親知らずを抜歯する様にしています。
ある一定以上の観血的処置では全身状態の把握の為、血圧、脈拍、酸素飽和度、心電図をモニターするようにしています。 常に患者さんの全身状態を把握し、安全かつ安心して治療を受けていただけるよう留意しています。
笑気麻酔吸入しているところで笑気ガス (N2O)35%、酸素(O2)65%で 吸入しています。 笑気麻酔は精神鎮静麻酔法であり、患者さんの緊張を取除き又、注射針を刺す時の痛みをなくす目的で使用しています。 患者さんの目がトローンとしているのが分かると思います。
歯肉の下に歯がある為、切開線を設定し、メスで歯肉を切断したところです。
3分割して抜歯した親知らずです
縫合したところです。このケースでは必ず縫合しますが、 他の簡単な抜歯でも縫合するようにしています。歯肉を寄せることにより、出血を少なくし 治りを良くするためです。